水無瀬のゲーム日記

TRPGのシナリオややっているゲームで話したいことを記事にしていきます。

【シナリオβ版】罪の摩天楼

シナリオについて

ホントにβ版です。
テストプレイしてから決めようと思ってます。

概要

レギュレーション:現代
PL人数:3〜5人
※3人の場合:PC4カット、5人の場合:NPC1をPC5に。
タイプ:対立型
リミット:4
プライズ:「建物の秘密」

プライズ詳細

「建物の秘密」
地下の動力室では非人道的実験が行われている。
また、その成果として人の生命からエネルギーを生み出す事に成功している。

キャラ情報

NPC1

使命:建物の破壊を防ぐこと。
秘密:ハグレモノの傭兵と活動しているが、最近仕事が減ってきた。 【本当の使命】は他の忍に協力し、自分を雇ってもらうこと。

行動パターン

協力関係にあるキャラがいるなら、そのPCに有利になるように動く。
居ないなら、一番目的達成に近いPC。

NPC2

使命:建物の破壊
秘密:【本当の使命】はこの場を混沌に陥れること。

行動パターン

PC3の有利になるように動く。

NPC3(管理者)

使命:誰にもこの建物を破壊されないこと。
秘密:【本当の使命】地下の秘密を悟られないようにすること。
プライズ:「建物の秘密」

行動パターン

「建物の秘密」を持っているPCを優先的に狙う。
秘密を持っているPCが居ない場合はランダムに対象決める。

PC1

使命:建物の破壊を防ぐこと。
秘密:この建物を破壊すること。 そのために障害となるものがあれば全て排除すること。
【本当の使命】は非協力的なキャラの排除。
プライズ:「建物の秘密」

PC2

使命:建物の破壊を防ぐこと。 秘密:この建物を破壊しようとする輩がいるらしい。 【本当の使命】は破壊しようとすると輩を自らの手で排除すること。

PC3

使命:建物の破壊を防ぐこと。
秘密:この場を混沌に陥れること。
【本当の使命】は他キャラクターを全滅させること。
秘密2:建物を破壊する名目で遅れて仲間が到着する。

PC4

使命:建物の破壊を防ぐこと。
秘密:この建物の秘密を持ち帰ること。
【本当の使命】はこの建物で行われていることを知った上で、生きて帰る。

本編

導入

最近、注目を集めている人工島に作られたビル。
このビルは一見ただのビルであるが、中は研究施設となっている。
ここでは、様々な研究が行われており、またその成果も上がってきている。
これだけなら、ただの研究施設と変わらないが、なんでも効率の良いエネルギーの発生・貯蓄に成功したらしくそれが話題になっている。
ビル全ての電力をこの方法によって賄っているそうだ。
PC達はこの建物守るために集められる。
エントランスで待っていると依頼主である管理者がやってくる。
「みなさま、来て頂き誠にありがとうございます。 一見ただのビルですが、一応は成果のある研究施設でもあるので、破壊されるわけには行かないんですよ。 護衛の方よろしくお願いします。」

マスターシーン

1サイクル終了時

PCたちのバトルロワイヤル。
依頼主がPCたちの実力を知りたいため。

3サイクル終了時

館内放送が流れる。
内容としては最上階の部屋まで全員きてくれとのことだ。

クライマックスシーン直前

PC達が集まり、なにも起こらないなと気を抜いていると、唐突に警報が鳴り響く。
そこに警備員が走ってくる。
ひどく慌てた様子で、「侵入者が表れました!対応をお願いしまーーーー」彼が最後まで言い切る前に、首が落ちる。
その後ろから1人の男が表れ、「ここを壊させてもらう」と短く言い放つ。

エンディング

各PCに合わせた後日談を演出。

例:PC1が勝利

邪魔をする者を常に排除したPC。
今、地下の動力室の前に来ている。
辺りには限界まで生命力を吸われているのであろう。人が拘束され、うめき声を上げている。
直感的に理解する。ここの人達はもう助からないだろう。
爆薬を仕掛けるとPCは足早にビルを後にする。
しばらくしたところで、罪を積み上げられて築かれた摩天楼は崩壊していく。
PCは夜の闇に消えていく。
END