【シナリオβ版】響け!わたし達の歌
あらすじ
初めてのソロライブが決定したアイドル達。
しかし、ライブ直前にも関わらず新曲の準備が出来ていないということが発覚。
作詞は自分で行うこと、
作曲は有名な人にお願いしているが、仕事を受け入れてくれないことを告げられる。
こんな状況にもかかわらず、ライブは来月だという。
アイドル達は一月の間に、作詞を行い、作曲家の説得をしていくことになる。
シナリオスペック
プレイヤー:2〜4
目標動員数:80〜120(2人:80、3人:100、4人:120)
ワールドセッティング:弱小プロダクション(他に選びたいものがあればそれでも可)
ライブ会場:市民ホール
キーパーソン:諏訪 成海(作曲家)
シーン登場条件:【ボイス】が3以上
目標値:10
獲得ファンパワー:有名作曲家
意地ルール:あり
本編
オープニングフェイズ
アイドルとして活動してきたある日、遂に初ライブの話がくる。
更に、今回のライブはサプライズとして新曲も発表する予定とのこと。
作詞はアイドル自ら行い、それを売りにしていく方針だ。
作曲についてはこの業界で有名な人に依頼をしているが、なかなかに受けてくれない状況である。
なんでも、自分の作る曲にあった歌声を持つ人にしか提供しないとか……
しかも、ライブは来月だと言う。
アイドルたちは一月の間に作詞、作曲家の説得をしていく。
ドラマフェイズ
キーパーソンシーン
Pに連れられPC全員が作曲家のところに行くと、いかにも気難しそうな男のが居た。
P、PC達が説得を試みるも、
「なぜ、俺がどこの馬の骨かもわからん奴らのために曲を作らなければならないんだ」
と言ってあっさり断られてしまう。
ここで、シーン登場条件を満たしているPCは【ボイス】でパフォーマンスを行う。
目標値を達成できれば、ファンパワーを獲得出来る。
成功
「なるほど。少しは歌えるんだな。
ちょっと待ってろ。お前たちのための曲を作ってやる。」
なんとか、説得することに成功したPCたちはそこで数時間待ち、楽曲を受け取る。
「曲は完璧なものを作った。後はこいつを活かすも殺すもお前達次第だ。」
帰り際にそう言われ、PC達は彼の元を後にします。
失敗
「わざわざ雑音を聞かせるために時間を割けるなんて、随分と暇なアイドルも居たもんだな。
俺はお前たちと違って忙しいんだ。もう帰れ。
俺は暇な誰かとは違ってプロだからな。曲は後日送ってやる。」
部屋を追い出されてしまったPC達は仕方なく事務所に帰る。
ライブの直前に曲が届くことになる。
ライブフェイズ
会場名:市民ホール
目標動員数:80〜120
プレッシャー種別:初めてのソロライブ
前半のPP:2D6、後半のPP:4D6
演目名 | 指定特技 | 使用能力値 | |
---|---|---|---|
S | Little Wish(デビュー曲)※ | アイドル/趣味12 | 【ボイス】 |
1 | 衣装紹介&自己紹介 | 笑顔/才能7 | 【ビジュアル】 |
2 | ダンスパフォーマンス | ダンス/趣味9 | 【フィジカル】 |
幕間 | - | - | - |
3 | 先輩のカバー曲 | スター/属性12 | 【フィジカル】 |
4 | MC | 元気/キャラ8 | 【ビジュアル】 |
E | Radiant Symphony(新曲)※ | PCの個性特技 | 【ボイス】 |
※曲名は自由に変更してください。
リザルトフェイズ
大成功
PC達が最終演目である新曲を終え、周りを見渡すと一面の光の海が広がっている。
会場内はこれ以上ないくらい、最高の盛り上がりと言えるだろう。
一部からアンコールの声が上がり、次第にその声は会場中に広まっていく。
PCたちはその声に答え、追加で曲を披露する。
獲得ファン人数+1D6。
ライブが終わり、控室に居ると諏訪が入って来る。
「初め馬の骨と言って悪かったな。俺の判断が間違っていたみたいだ。
お前たちは立派なアイドルだったな。曲もこれだけ活かしてもらえて満足だろう。」
そう言うと諏訪は部屋から出ていってしまう。
後日、彼から手紙と更なる楽曲が送られてくるが、それは別のお話。
END
成功
PC達が最終演目である新曲を終え、周りを見渡すと光の海が広がっている。
会場内は盛り上がっており、初めてのライブとしては成功と言えるだろう。
後日、事務所に諏訪からの手紙が届く。
「お前たちは馬の骨ではなかったな。ちゃんとしたアイドルだった。
曲も良くしてもらえて喜んでいるだろう。」
これから、彼の作った曲がPCたちの元に届くこともあるだろう。
END
失敗
PC達が最終演目である新曲を終え、周りを見渡すとまばらにだがサイリウムを振り、応援してくれている人達がいる。
会場内は冷めており、誰の目から見てもこのライブが失敗している事は明らかだ。
PC達は逃げるようにステージから立ち去っていく。
後日、事務所にて風のうわさだがPが各関係者に謝罪をして回っていたことを耳にする。
PC達がアイドルを続けるために奔走していてくれたみたいだ。
これからの活動次第によっては、アイドルを続けることも難しくなるだろう・・・
END